続・えちごやん個人メモのブログ

えちごやん個人メモの移転先...。

万能性遺伝子

万能性遺伝子を特定 2003年、奈良先端科学技術大学院大学山中伸弥助教授らは、様々な臓器や組織に成長する能力を持つ胚性幹細胞(ES細胞)の「万能性」を引き出す遺伝子をマウスで特定した。この遺伝子を利用すれば、筋肉などの細胞をあらゆる細胞に成長させられる可能性がある。研究チームはこの遺伝子を『Nanog』と名付けた。

この遺伝子を破壊すると、ES細胞は万能性を失い、別の細胞に変わってしまう。一方、この遺伝子を増やすと、ES細胞の万能性はさらに高まり、分化の過程で「他の細胞に変化せよ」という指令を受けても万能性を保ち続けた