優れたリーダーは、部下の無意識を動かす。
卓越した成功を収めたリーダーが、部下に罵声を浴びせることがあります。
なぜでしょうか。
一般的な教育論とは、真逆の事を行なって人格攻撃を行ない、成果をあげる組織があります。
なかなか、不思議で、です。
イケイケドンドンの会社は、洗脳するらしいです。
新興宗教の手法を真似する、というところも、あるということです。
司馬遼太郎さんの小説の中に、戦国武将の秀吉が登場します。
部下が、政治的に非常にまずいミスを犯した時に、まず怒るそうです。
秀吉は、自分の部下に政治的な教育をしない。
烈火の如く怒りの顔つきで、気に入らない事をで示す。
という描写があります。
多くの人を束ねて行くのは、大変です。時間が、掛かります。1vs1ではない。多くの人をするリーダーは、これは、いけないということをいちいち手取り、足取り説明しない。
善悪の基準を明確にさせるというようなことでしょうか。
サッカーの有名な監督、モウリーニョもマスコミに対して怒りを隠さずにぶちまけます。
恐らく、人間が何で、動くかというと無意識で動くから、ということを利用しているのではないでしょうか。
人間は、意識的な部分では、コントロール出来ないことを知っている方でしょう。
「怒り」というは、人間の無意識を動かすのには、効果的なのでしょう。
大の大人に、なぜ、人格攻撃をするのか、考えてみました。
いいように考えると、四六時中、怒られたことを気にして欲しいから。
という意図で怒っているのかも、しれません。
オマエ、心の底から、考えてるの?みたいな問いを、常に発しているというような、かんじかなぁ。
いや、怒っている本人は、単に何も考えてないかもしれない
ブラック企業でなくても(?)、メチャクチャ怒って、成果を上げるリーダーって、いるかなー。
それは、無意識を動かしたいと考えているので、普段、部下が言われたくないと考えているようなことをえぐる様にいうのかな。
でもまぁ、そんなことをして許されるのは、歴史に名前を残す程の業績を上げる人物に限るのかもしませんねー。
本当に本人の事を考えてくれている人とか。
まとまらないですが、ひどく怒られた時でも、あんまり腐らない様にしたいものです。。。